クレアチニン|人間ドックの血液検査と結果について
人間ドックでの血液検査で「クレアチン」「クレアチニン」という検査の項目があります。
この2項目、「ニ」があるかないかの違いだけで、名前は似ているけど検査の意味が全然違うらしい。
クレアチニン
クレアチンが古くなって不要になった時に、クレアチニンという形にしてから血液を介して腎臓 ⇒ 尿中へ排泄します。 いわば「老廃物」です。
このクレアチニンですが、普通は血液中にも尿の中にも、その人の筋肉量の差こそあれ、一定の量で少しまざっていますが、筋肉の萎縮してしまう病気(筋ジストロフィー)や、炎症が起こったりすると血液中や尿の中の濃度が変わってきます。
また、クレアチニンは腎臓からの尿の中にすべて排泄されますから、慢性的に腎炎があったり、腎不全があったりと、腎臓の機能が悪くなると上手く捨てられずに血液中にたまってしまいます。 なので、クレアチニンは腎臓の病気の診断によく使われます。
クレアチニンの正常値(基準値)
血清 : 男 0.8〜1.2 mg/dl 女 0.6〜0.9 mg/dl
クレアチニンの数値が高い時に考えられる病気
高値 : 急性腎不全、慢性腎不全、末端肥大症、巨人症など
低値 : 妊娠、糖尿病、 筋ジストロフィー、多発性筋炎など
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