
尿酸は体の中で不要になった細胞の核が分解されたり、摂取しすぎたプリン体の代謝でできたものです。尿酸が血液中に増えすぎると「痛風」という病気になることから、尿酸はよく知られている物質だと思います。
尿酸のもとはプリン体という物質で細胞核や食べものに含まれています。尿酸は、体の細胞の新陳代謝やエネルギーの消費によってつくられる老廃物ですが、体内では毎日プリン体から尿酸がつくられ、腎臓から尿に溶けて排泄されています。
血液中の尿酸が通常の範囲を超えて多く存在する状態を高尿酸血症といいますが、高尿酸血症そのものは症状がありません。しかし、そのまま放っておくと尿酸が関節や腎臓などで結晶となって痛風や腎障害を引き起こします。
痛風は、尿酸の結晶が関節に沈着して起こる病気で、痛風発作は関節が赤く腫れ上がって激しい痛みを伴うのが特徴です。風が吹いただけでも痛いことから痛風と名前が付いたようです。また、尿酸のものととなるプリン体は、高価で贅沢な食べ物に多く含まれることから、痛風は贅沢病とも呼ばれます。
痛風は、ある日突然起こり、何もしなくても1〜2週間くらいでおさまりますが、そのまま放置してしまうと数年のうちに必ず再発し、だんだん慢性化していきます。特に足の親指の付け根に好発しますが、さらに放っておくと、尿酸の結晶が関節だけでなく腎臓にもたまってしまい、腎障害等を引き起こしてしまいます。
UA : 3.6 〜 8.3 mg/dl
痛風、尿酸、尿路結石、腎障害など
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