
赤血球は酸素を体中の細胞に運ぶという大切な役目をしています。赤血球は骨髄の中でつくられて、約120日の役目を終えると肝臓や脾臓で壊され、様々な経路から体外に排泄されます。
赤血球指数とは、赤血球数やヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)の値から算出した指数で、MCV(平均赤血球容積)・MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)・MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)があります。 これらの赤血球指数を計算すると貧血のおおまかな分類ができ、原因の推測や治療方針の決定に役立つとされています。
MCV(平均赤血球容積)= ヘマトクリット/赤血球数×10
MCH(平均赤血球ヘモグロビン量)=ヘモグロビン/赤血球数×10
MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)=ヘモグロビン/ヘマトクリット
MCV : 83〜100fl
MCH : 28〜35pg
MCHC : 32〜36g/dl
赤血球数やヘモグロビンの値が低く貧血が疑われる場合
MCV、MCHC低下:小球性低色素性貧血(鉄欠乏性貧血、鉄芽球性貧血、慢性出血による貧血など)
MCV上昇、MCHC正常:大球性貧血(ビタミンB12欠乏、葉酸欠乏および代謝異常など)
MCV、MCHC正常:正球性正色素性貧血(再生不良性貧血、溶血貧血、腎性貧血、急性出血など)
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