
人間ドックで乳がん検査を受けたいと思っているけど…
マンモグラフィーを受けるか? それとも超音波検査(エコー検査)がいいのか? 何となく検査の方法が違うのはわかるのだけれど…。
乳癌は日本人女性のがん罹患率(癌にかかる率)No1で、約20人に1人くらいが乳がんに罹っている計算です。 罹患率は高いのですが、早期発見により治る確率が高いガンでもあります。
以前の乳がんの検査は、お医者さんが目で見たり、直接乳房を触って調べる「視触診」がメインだったのですが、最近はマンモグラフィーやエコーなどの画像診断が進歩して、より早期に発見することが可能になってきています。
乳がんの検査としては、マンモグラフィーや超音波検査以外にもMRIやCT、直接細胞や組織を顕微鏡で検査するものもあります。でも、これらはコストや時間、苦痛が伴うなど、人間ドックや健康診断で行うというよりも、いわゆる「精密検査」として実施されています。
マンモグラフィーはX線を使った乳がんの検査です。触診では見つけることができない小さなしこりや、乳癌の特徴の一つである微細な石灰化の発見に優れる検査法です。
ただ、マンモグラフィは、乳腺が多い若い人で写真が白くなってしまい、乳がんを見つけることが難しいことがあります。また、X線撮影のため、妊娠している人には適しません。 撮影の時に乳房を薄く延ばす必要があるため、板で挟みます。これが人によってはかなり痛いケースもあるようです。
エコー検査は、X線を使わないため、繰り返し検査ができることや妊娠中の方でも安心して受けることのできる検査です。また、マンモグラフィーが苦手な若い女性でも検査ができることや、検査に痛みが伴わない、しこりの中の状態や広がり具合まで観察できることが特徴です。
超音波検査の苦手な部分は、しこりをつくらない乳がんが発見しにくいということが挙げられます。
では、どちらをうけたらいいのか?
答えは「両方受けましょう」だそうです。それぞれの検査には得意・不得意がありますので、両方の検査を受けることで苦手な部分を補えるとのことです。
そうはいっても、どちらか一つという場合には、今年はマンモグラフィー、来年はエコー。という具合に交互に受けてもいいかも知れません。また、それぞれの特徴を考えて40歳以上はマンモグラフィー、40歳未満は超音波検査を勧めている人間ドックもあるようです。 どちらにしろ、乳がんは早期発見で治る病気と言われていますので、必ず乳がん検査は受けた方がいいと考えます。
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