
血液中の電解質にはカリウム(K)やナトリウム(Na)、クロール(Cl)、カルシウム(Ca)、リン(P)、マグネシウム(Mg)などがあり、血液の中でイオンの状態で存在しています。 電解質は、人の細胞活動や血液中の水分・pHの維持、また神経の伝達や筋肉を動かすことなどに深く関わっています。
カリウム(K)は細胞内に多く含まれていて、筋肉や神経細胞の活動に不可欠な電解質です。カリウムは少なすぎると神経が麻痺し、多すぎると心臓が急に停止してしまいます。
ナトリウム(Na)は細胞の外側に多く含まれていて、神経細胞や心筋細胞などの活動には、細胞内外でののナトリウムイオン濃度差が必要です。ナトリウムは、細胞外液の陽イオンの大半を占め、ナトリウムが多すぎると、ナトリウムを薄めるために水が体の中にたまってしまい、「むくみ」や「高血圧」の原因になります。
クロール(Cl)は、ナトリウムとともにNaClとして細胞外液中に大部分があり、他の電解質との相互関係のもとに水分量の維持や、浸透圧、pHの調節などに重要な役割を果しています。
カルシウム(Ca)やリン(P)は、体内で最も多く含まれているミネラルのひとつで、ほとんどが骨や歯を作っています。カルシウムが不足すると新陳代謝のバランスが崩れ、骨粗しょう症や精神不安、成長不良の原因になります。特に女性は年齢を重ねるとホルモン低下により骨がもろくなりやすいといわれています。 よくカルシウムが不足するとイライラするといわれますが、不足した場合は骨から溶け出して補充されますから、重度の骨粗しょう症を除いて、補助食品をとってイライラが収まるという説は医学的に見て間違いのようです。
カリウム(K) : 3.5〜5.0(mEq/l)
ナトリウム(Na) : 135〜145(mEq/l)
クロール(Cl) : 98〜108(mEq/l)
カルシウム(Ca) : 8.2〜10.0(mg/dl)
リン(P) : 2.5〜4.5(mg/dl)
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